以前クックのメンバー「もりはん」さんの表紙で「はまゆう」を見てから、一度その場所を訪れてみたいと思っていました。今回やっと見ることができました。
福岡県芦屋町の「夏井ヶ浜はまゆう公園」です。駐車場に車をとめて、まずは一周することに。
途中で海(響灘)が見えてきました。思いのほか綺麗です。
黄色い花が咲いていました。調べてみると、「はまぼう」みたいです。
一番端まで行くと響愛(ひびきあい)の鐘がありました。「恋人の聖地」に認定されていて、右側のオブジェにはいくつもハート型のかぎがかけられていました。
左手に階段があったので、海の方へ降りてみました。
道のある先端まで行きました。
左側の景色です。ちょっとだけダイヤモンドヘッドに似てるかも?
この岩の層は、3000万年前のもので、芦屋層群と呼ばれ、県の天然記念物に指定されているそうです。
右側は、ちょっとしたプライベートビーチの雰囲気。
またもとの場所に戻って、右側に歩いていくと、「箱式石棺」と書かれた古墳がありました。昔は海産物などの食べ物が豊富だったのでしょう。芦屋層群からは、貝類やカニ、サメの歯などの化石が多く見つかるそうで、芦屋の名前のついた「アシヤキララガイ」などの貝もいくつかあるようです。
さらに歩いていくと、「はまゆう」の群生地が見えてきました。
海の青に映えて、白い「はまゆう」が綺麗です。
咲き始めのようで、まだつぼみもたくさんありました。
彼岸花のような感じです。浜木綿(はまゆう)の名前の由来は、花が木綿(ゆう)のように白く垂れることからつけられたそうです。木綿(ゆう)というのは、木綿(もめん)のことではなく、コウゾの繊維から作った糸のことで、神事のとき、榊につけ垂れ下げるものだそうです。
葉は大きく肉厚でオモトに似ていることから、「浜万年青(ハマオモト)」とも呼ばれています。ヒガンバナ科ハマオモト属だそうです。
関東以南の海岸沿いに咲きますが、九州での「はまゆう」の自生の北限が、ここらしいです。波の音も良いBGMになります。
まだ咲き始めたところなので、満開のころ来たいものです。
展望台から見た景色です。このあたりの海岸線の景勝地は、玄海国定公園に指定されています。
帰りの道沿いには、ひまわり畑がたくさんありました。次回はひまわりもゆっくり観たいです。
少し前に頂いた「お濃茶パンナコッタ」。抹茶の味が濃くて、とっても美味しかったです。京都に行きたくなりました。
長いブログ、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。