最近、テレビのローカル番組「ちょっと福岡行ってきました」で、「肉うどん」のお店が紹介されました。私達が行ったことのあるお店だったので、ビックリしました。「肉うどん」というと、北九州市の小倉(こくら)が有名です。夫も私も一度小倉で本格的な「肉うどん」を食べてから、その美味しさに衝撃?を受けました。その時の写真はないのですが、牛肉がこんなに?という位に入っていて、とっても美味しかった記憶があります。今回は小倉ではなく、テレビで紹介された中間市のお店の肉うどんの写真を出します。中間市は北九州市の隣にあり、高倉健さんやイチローの恩師仰木監督の故郷です。仰木監督の功績を称えて、中間市営野球場の名前が中間仰木彬記念球場と変更されています。
こちらが普通の肉うどんです。私はこの肉の量で十分でした。
夫は肉大盛うどんにしました。
まず、牛肉が山盛りで驚きました。肉うどんの牛肉は薄切りではなくて、スジ肉やスネ肉やほほ肉という部位を軟らかく煮込んだものが使われています。
まず、スープを飲んでみました。牛肉の旨みがギュッとつまった濃厚なスープというよりエキスのような感じでした。この色の濃いスープだけでも十分な位美味しかったです。麺は程よいコシのある麺を使っています。そして甘辛く煮た牛肉ももちろん美味しくて、途中でおろし生姜を入れると味が変わって、また美味しくなります。おろし生姜はかなり多く入れますが、こちらもお勧めです。博多華丸大吉の華丸さんが、別のローカル番組で、よく「肉うどん」の美味しいお店を紹介し、おろし生姜を沢山入れて食べています。
福岡県のうどんは、麺がやわらかい博多うどんが代表のように言われていますが、麺のコシがないやわらかいうどんは、博多(福岡市)周辺に限られ、福岡県の他の地域ではある程度麺にコシがあります。一度博多うどんで有名なお店に行ったのですが、麺がやわらかすぎて、作って時間が経ち麺がのびたものを持ってきたのかと思ったほどでした。福岡といえば豚骨ラーメンが有名ですが、実はうどんも種類が多くて、うどん好きな人が多いです。さすがうどん発祥の地です。また、意外に思う人もいるかと思いますが、そばの発祥の地でもあります。
福岡市にある承天寺(しょうてんじ)を開いた鎌倉時代の禅僧聖一国師(しょういちこくし)が、中国の宋から帰国した際に製粉の技術を持ち帰りました。宋から持ち帰った「水磨の図」に、水車を利用して石臼で粉をひく仕組みが描かれています。これは麦やそばを粉にする技術が伝えられたことを示しています。これによって日本で本格的な粉食文化が始まったとされています。承天寺には、うどん、そばの発祥地という石碑が建っています。ちなみに、饅頭と羊かんも聖一国師が製法を伝えたとされています。
また、さらに別のローカル番組の「うどんマップ」も大人気で、その番組関連の本も何冊も出ています。私達も毎週番組を見て、行ったことのある店が紹介されると嬉しくなるし、行きたいお店もチェックしています。
華丸さんが東京の芸能人を博多で接待して、シメに豚骨ラーメンのお店に行くかと思ったら、うどんのお店に行ったという話をテレビで見ました。私も豚骨ラーメン屋さんより、うどん屋さんに行く回数の方が多いです。
最近、辛子明太の元祖「ふくや」に朝ごはん用の宅配を頼んでみました。7月15日に、最初の品が届きました。
毎月15日に届きます。今回は辛子明太風味の焼きサバがメインでした。チンするだけで簡単で美味しかったです。毎月、辛子明太も入っています。お店に買いに行かなくて美味しいものが届くので便利です。
ついこの間、手作りの黒ニンニクを頂きました。本当に色が真っ黒です。食べてみると、ねっとりしてちょっとプルーンのような感じで甘みがあり美味しいです。臭いはほとんどない感じです。クックパッドで調べてみると、時間はかかりますが炊飯器で作れるようです。全部なくなったら、作ってみるかもしれません。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
なかなか皆さんのブログや献立を見に行けずにすみません。