8月27日まで北九州市立美術館分館で開催されていた「アルフォンス・ミュシャ展」に行ってきました。アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)は、チョコスロヴァキアに生まれたアールヌーヴォーの代表的芸術家です。ウィーン、ミュンヘンで働きながら学んだあと、パリに出て、有名な女優サラ・ベルナールの劇のポスター「ジスモンダ」で一躍その名を知られることになります。
こちらが「ジスモンダ」のポスターです。
そして有名な女優の「サラ・ベルナール」です。
サラから依頼を受け、制作した2作目の舞台ポスターが「椿姫」。当時としては斬新だった、等身大の縦長の画面は、サラのポスターシリーズに共通するそうです。シリーズの中で、本作だけが瞳を閉じているそうで、薄幸のイメージが伝わり、想像力をかきたてられます。お土産に購入したカレンダーの表紙にもなっていました。
こちらは「リージー」。カレンダーの3月に使われていました。
「黄道12宮」。星座のマークが描かれています。カレンダーでは5月に登場。
入場チケットに使われていた「夢想」。カレンダーでは2月でした。
「ジョブ」。カレンダーでは8月でした。
「ショコラ・イデアル」。「椿姫」と共に学芸記者の推し3点のひとつとして、新聞に紹介されていました。「民衆のための芸術」を創出することに力を入れていたミュシャ。「ショコラ・イデアル」は湯を注いで作るホットチョコレート(ココア)のポスター。ココアをねだる左の子は左足が素足。クスっと笑ってしまいたくなるミュシャの遊び心が見えます。
左端は「夜の安らぎ」。確か右から朝、昼、夕方、夜だったと思います。この4枚の絵がプリントされた缶を購入。中にはチョコが入っていました。
「春」。こちらはカレンダーの4月に登場。ドレスの色が春らしくて素敵です。
植物画もたくさんありました。
とても細かくて植物学者のようでした。NHK朝ドラ「らんまん」の牧野博士みたいな描写でした。
ゴーフル缶容器のラベルです。他にもお菓子の缶が色々ありました。ミュシャの絵がお菓子の缶にあったら、テンションが上がります。
ミュシャの絵が載っている紙幣や切手もありました。もちろんポストカードもたくさん。
北九州市立美術館分館のあるリバーウォーク北九州には、NHK北九州放送局もあります。
リバーウォークの建物から、小倉城も見えます。
お土産に購入したカレンダーやポスター、ファイルにお菓子の缶です。どの作品もとても素晴らしくて、家に飾りたいなぁと思いました。実際に飾っている作品もあるのですが、今回の展示の中にはありませんでした。ミュシャ展、とても良かったです。
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